2024/08/20

イタリア大使館貿易促進部主催による、イタリアン・トータル・ファッションの展示商談会「モーダ・イタリア」が、去る2月4~6日の3日間、東京・渋谷のベルサール渋谷ガーデンで開催された。今期より展示会名を「モーダ・イタリア展&シューズ・フロム・イタリー」から「モーダ・イタリア」に統一し、ロゴ、キービジュアルもリニューアルした。
会場内はアパレル・レザー製品・シューズのカテゴリーに縛られず「クラシック・フォーマル・エレガント」「トレンディ・イノベーション・サスティナブル」「カジュアル・スポーティ」のテーマ別に配置することで、イタリアのトータルファッションの魅力を発信する場としてアップデート。
今回はイタリア全土より118社(アパレル関連 48 社/レザー関連 42 社 /シューズ関連 28 社)が参加し、最新のイタリアンファッションを世界の主要国際見本市に先駆けて紹介した。
また、トレンドセミナーやインフルエンサーマーケティング、海外・国内バイヤーズミッション、日本のトップスタイリストが、出展社のアイテムをセレクトし、日本のマーケットにむけたコーディネイトを提案、会場内の撮影エリアでモデルがアイテムを着用し、イタリアファッションの魅力を最大限に表現するフォトシューティングなども行い、来場者にも展示会情報を自身のSNSなどで発信してもらうために、会場内にフォトコールを設置。プロカメラマンが撮影したデータを提供するサービスも行なった。
●問い合せ先/イタリア大使館貿易促進部
TEL:03-3475-1401
https://www.ice-tokyo.or.jp
モーダ・イタリア出展ブランドリポート
GIORGIO LENTINI(ジョルジョ レンティーニ)
Byblos、Dolce & Gabbana (D&G)、Bottega Veneta など有名ブランドでデザイナーとして活躍していたジョルジョ・レンティーニが、自身のブランドとして立ち上げた「GIORGIO LENTINI」は、レザーのイントレチャートやユニークな素材の組み合わせで、ヨーロッパの展示会でも注目を集めている。素材を活かした柔らかなデザインと、個性的なパーツが特徴的。コレクションはメンズ中心ではあるが、実際はユニセックスとして取扱うことができる。それらはユニークな素材や異素材の組み合わせで表現されており、特にレザーのイントレチャートを用いたスタイルはボッテガ・ベネタと同じ工場で生産され非常にクオリティーが高く、コレクションの中心ラインとなっている。
●info@s5showroom.com
SALVATORE SORRENTINO(サルヴァトーレ ソレンティーノ)
イタリア南部ナポリ近郊の町サレルノにあるレザーファクトリー。『イタリア植物タンニンなめし革協会』認定の高品質のバケッタレザーのみを使用し、イタリアの職人がひとつひとつ手作りで製作している。南イタリアの素朴な環境で、流行に左右されることなくずっと続いているこのレザーアイテムは、持つ人と共に年を重ね、生涯の友として永く使い続けられる。小売価格は税込み¥39,600〜¥96,800。
●fuji-y-kawabata@e-bag.co.jp
日本国内問合せ先 ㈱富士 TEL:06-6714-2201
ARCADIA(アルカディア)
品質と時代を超越したデザインへの揺るぎないこだわりで知られているARCADIAは、細心の注意を払って手作りされており、モダンな洗練さと永遠の魅力が融合。ファッション業界の現状に挑戦し、多様な視点を取り入れており、一時的なトレンドを超越し、現代的な美学とデザインを探求する永続的な美学を体現している。特大のトートバッグから洗練されたクロスボディまで、それぞれのハンドバッグは独特なコントラストを体現しており、ファッションステートメントであるだけでなく、自己表現と洗練さの象徴となっている。価格は€56〜€392。
●a.tondi@arcadiabags.com
MAJO(マヨ)
高級毛皮のコートなどで使用されている、革をひも状に加工してから形を作りながら縫い付けていく特別な工法で製作されるMAJOの製品は、伝統と革新が出会い、手作りのレザーバッグや小さな職人技の宝石に命を吹き込む実践やしぐさの中に表現されている。1990年以来、長年にわたり主要な国際展示会を通じて、サックスニューヨーク、ハロッズロンドン、ニューヨーク高島屋、日本、プランタンパリなどの一流グループとのつながりやコラボレーションを確立してきた。色付けも一つ一つ手作業で行うことから、工法的にも大量生産が出来ず、商品価値の理解できる顧客の方々にしか提供できないーと述べていた。販売価格は€800〜€1000。
●info@majolab.com