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価格はこだわりとコスパの二極化。感覚はユニセックス化するメンズカバン/BAGGY PORT(バギーポート )とKOI(コーアイ)の新シリーズ

time 2022/08/17

価格はこだわりとコスパの二極化。感覚はユニセックス化するメンズカバン/BAGGY PORT(バギーポート )とKOI(コーアイ)の新シリーズ

 ファッションのジェンダーレス化が進み、服飾雑貨でもメンズらしいメンズのバッグが少なくなりつつあるが、年齢や性別へのこだわりがなくなる一方で、SDGsの流れから「いい物を長く」という“こだわり消費”は上向いている。
 そんな中で㈱バギーポート(本社神戸市・福井大器社長)では今年、コスパとの価格の二極化を進め、こだわり3万円以上の商品を強化ている。
 中価格帯以上の商品で力を入れたのは「バギーポート」の革もので、例えばクードゥーレザーを使ったシリーズ。これはアフリカに生息するウシ科のクードゥーの原皮をイギリスのタンナーが鞣した革で、使い込むと唯一無二の味になる。ショルダーバッグ/¥39,600。

 また15年ほど前のシリーズで、今回リバイバルで登場したビッグビスロンは、馬革に漁網用の太番手ビスロンファスナーを使用したシリーズ。取引先から「以前あったけど、今こそ売りこなせる商品」とのリクエストがあり、今の機能に置き換え久々に復活させた。トート/34,980、リュック/39,930。


 そして今回の二極化を最も象徴する商品として、「コーアイ」からは¥96,800のリュックが登場。最高級のカーフスエード「ヤヌスカーフ」とイタリア製フルタンニンレザーを使用し、素材・金具・裏地の細部までこだわった極みの商品。

 また好調なコスパからは高機能素材シェルターダックシリーズが登場。軽量化、機能的な素材、それに収納力という3つのポイントに注目し、1万円前後という価格以上のパフォーマンスを実現した。素材に米軍のテントに使用されたシェルターダックを再現し使用しているので、軽量化はもちろんのこと強力な耐水性があり、ペットボトル収納などの仕切りもしっかり作り込んでいる。¥8,800~¥13,750。

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