2024/08/20
↑間接照明と木製テーブルが落着いたアダルトな空間を演出するレストラン「スーホルム」。来場者同士の情報交換が活発に行われた
全国で獣害対策として駆除されたシカやイノシシの皮を利用してブランド(製品)作りの“場”を提供しようとスタートした「レザーサーカス」(経済産業省皮革産業連携推進事業)では、去る3月3日午後3時よりフレンチビストロ&ジビエ料理レストラン、スーホルム(東京都品川区)にて本格始動を意味するキックオフパーティを開催した。
同事業は、皮産地、作り手(メーカー、デザイナー)、売場、消費者をつなぐ新マーケット構築、または獣皮活用の出口として注目されている。パーティには、皮産地の人、タンナー、製造メーカー、工房、職人、デザイナー、クリエイターなど革製品が好きな、革に関わる仕事に就く人たち約100名が集まり、ジビエ料理を堪能しつつ情報交換、意見交換を行った。
また、会員制組織「レザーサーカスアライアンス」も正式にスタート。これにより産地と作り手のメンバー間のマッチングがスムースとなり、情報の共有により革で興せる循環型ものづくりの仕組みができあがる。アライアンスメンバーの登録は下記WEBサイトで受付けている。
http://leather-circus.com