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●企業紹介● 高波クリエイト(株)/“コロナ期に蒔いた種がいくつか兆しが見えてきた”2024年は商品提案と販売の再構築と強化へ邁進

time 2024/01/05

●企業紹介● 高波クリエイト(株)/“コロナ期に蒔いた種がいくつか兆しが見えてきた”2024年は商品提案と販売の再構築と強化へ邁進

古川 勝社長

 カジュアルバッグ、ファンシーバッグ、ウェルダー製品などの商品企画製造、および生活雑貨の商品企画製造の高波クリエイト(株)(本社東京・古川 勝社長)では、1953年の創業以来、多様な市場・働き方に適応しながら、OEM生産、ライセンス商品、オリジナル商品の3つを柱に商品展開を進めている。
 現在、同社が扱う商品群は幅広い。様々な形状のショルダーバッグ、トートバッグ、リュック、ポーチ類をはじめ、入園入学バッグ、プールバッグなど3~6歳向けキッズ商品や、プール、海、キャンプなどに使える防水ケースや子育て応援バッグなど多彩に商品提案を行っている。
 売上規模の50~60%を占めるOEM生産事業では、これまで有名ブランドやキッズ、キャラクター業界がメインだったが、近年、他業界にも拡がりつつあり、仕様・素材など、こだわりのある商品に携わる機会が増えてきた。現在の主要取引先は、キャラクター業界、文具業界が中心。
 併せてライセンス商品事業とオリジナル商品事業でも、顧客ごとの特色ある商品開発が格段に増え、キッズ系商品のみならず、機能性を高めた大人向け商品の開発に注力。マザーズバッグや、働く女性向けの商品を中心に、今後は店舗での販売を広げていく。
 これら3事業の生産拠点となるのは、中国の広東省東莞を中心に、上海近郊や浙江省にある委託工場群だ。同じく東莞にある高波クリエイト東莞事務所が各工場の品質・生産管理と納期管理を行い、商品は万全の体制で日本国内にリリースされる。同社が手掛けるバッグ類は使用する部材の種類が多いので、中国生産が大半を占めているが、現在、ベトナムでの生産もスタート。同時に国内生産にも注力する意向だ。
 2024年度の抱負は? 「コロナ禍で変化した顧客の要望や海外工場との取組み方の再構築。一般ユーザーとの接点を増やすためにBtoCの強化。同時に社内で煮詰めた様々な商品案を顧客に提案したり、また、自社商品としてECだけでなくリアル店舗・売場でより多く販売していきたい。商品的には働く女性やママ向けの商品案が出ています」と語る古川 勝社長。2024年は、コロナ期間に蒔いてきた種が良い方向に向かうよう仕掛けていく年になるとの事。

【高波クリエイト(株)】
●本社:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-24-3
●TEL:03-5413-5321
●創立:1953年6月
●資本金:1,000万円
●主要取引先:キャラクター、文具業界

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