2024/08/20
一般社団法人日本皮革産業連合会(藤原 仁会長)主催による、天然皮革素材を活かした作品で競う国内最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2022」(ジャパンレザーアワード)では、去る9月24日に東京の「渋谷ストリーム ホール」に於いて、全応募作品243点を展示し審査会を開催した。審査会の後と翌日25日には全応募作品が一般公開され、多くの来場者が自由に作品を手にとって鑑賞した。また、24日の審査会の併催イベントとして、「革のワークショップ」「さわれる皮革素材の展示」などが行われ、皮革を使った世界中の楽器が登場する音楽イベント「Leather World Music Concert」も無料で公開された。
審査会では、審査員長の長濱雅彦氏(東京藝術大学美術学部デザイン科教授)をはじめ、プロダクトデザイナー2名、ファッションデザイナー2名、デザインディレクター1名、バイヤー1名で構成される審査員7名の審査と協議により、各部門の「ベストプロダクト賞」と「フューチャーデザイン賞」8作品、学生部門の「最優秀賞」1作品、持続可能なデザインを評価する「審査員長特別賞」1作品に加え、各賞10作品の中からより一層の展開が期待できる意欲的な作品「グランプリ」1作品を決定した。
現在、グランプリを除く各賞受賞の10作品が公式ウェブサイトで紹介されており、グランプリは11月3日(いいレザーの日)に同ウェブサイトにて発表される。
●https://award.jlia.or.jp/