2024/08/20
阪急うめだ本店で表彰式を開催
一般社団法人日本皮革産業連合会(岩﨑幸次郎会長)が開催する「Japan Leather Award 2016」では、このほどグランプリをはじめ各賞の受賞作品が決定し、去る11月16日、大阪の阪急うめだ本店9階「祝祭広場」に於いて表彰式が行われた。
このアワードは、「ジャパン×レザー」で世の中をもっと⾯⽩くしていきたいという想いのもと、レザーコンペティションイベントにとどまらない総合的な「レザームーブメント」の場として2008年より実施し、今年で9年目を迎える。
今年度は『素材×デザイン×ファッション=∞』をコンセプトに、レディースフットウェア、メンズフットウェア、レディースバッグ、メンズバッグ、ファッション雑貨、⽣活雑貨、学⽣の7部⾨で作品を募集し、合計279点もの作品が応募された。
去る10月10・11日には、阪急うめだ本店9階うめだホールに於いて、プロ審査員と阪急うめだ本店の⼀般来店客150名に加え、ゲスト審査員としてファッションデザイナーのドン⼩⻄氏を迎えて一次審査会が行われ、全応募作品から100作品を選出、続いて10月22・23日に行われた二次審査会では、10名のプロ審査員による厳正な審査のもと、グランプリをはじめ各部門賞、ゲスト審査員賞を決定。今回のグランプリは、レディースバッグ部門賞を獲得した宮瀬彩加さんの作品が受賞した。
表彰式では各賞受賞者が発表され、各受賞者へ賞状・トロフィー・副賞賞金がそれぞれ授与された。また、受賞者とドン小西氏とのクロストークも行われ、ドン小西氏は「モノが有り余っている時代だからこそ、人々に感動を与え、次世代ならではの新しい発想でモノづくりをしていってほしい。今回の受賞作品を基準にさらにハイレベルなモノづくりに期待したい」と述べた。
最後に、審査委員長の菅野健一氏(東京藝術大学教授)からグランプリが発表され、受賞した宮瀬さんは「グランプリに選ばれたことで、誰かに認められた気がしてすごく嬉しい」とコメントし、喜びを表現していた。
なお、受賞作品は、「Japan Leather Award 2016」オフィシャルサイトに掲載されているほか、1月25日(日)から31日(火)までの1週間、阪急うめだ本店10階「うめだスーク」に於いて展示される。