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「HOKUSAI×Japan leather 2018」ジャパンレザーと北斎で遊ぶ4日間

time 2018/11/16

「HOKUSAI×Japan leather 2018」ジャパンレザーと北斎で遊ぶ4日間

羽田空港国際線旅客ターミナル5Fお祭り広場にて大々的に開催された

オリジナルブランド「創悦」が醸し出す
日本製皮革と葛飾北斎の見事な調和

(株)クイーポ(本社東京・岡田 敏社長)が主幹事を務める日本皮革デザイン促進委員会では、去る9月21日~24日の期間、羽田空港国際線旅客ターミナル5Fお祭り広場に於いて、日本を代表する浮世絵師・葛飾北斎をテーマにしたイベント「ジャパンレザーと北斎で遊ぶ4日間~HOKUSAI×JAPAN LEATHER 2018」を開催した。
同委員会では、一昨年から今年にかけて「葛飾北斎」をテーマにしたオリジナルブランド「創悦」(そうえつ)の皮革製品展示会を国内外で開催してきたが、今回はよりスケールアップ。北斎ワールドの中で、革の多彩な魅力を表現した商品群を一般消費者にアピールし、一般客、特に海外からの旅行客が多い国際空港のワンフロアー全体でのイベントなだけに注目度もより高まった。
「創悦」(そうえつ)は日本皮革デザイン促進委員会の独自ブランド。手馴染みがよく、かつ耐久力に優れた素材として植物性タンニンでなめされた牛革を主に使用し、“きごころの知れた友”を目指して商品を製作している。現在は「葛飾北斎」をテーマにしたナチュラルレザーのバッグや帽子、小物を展開。昨年はイタリア・フィレンツェやフランス・パリにて、また、今年の1月には上海でも展示を行い、北斎ファンはもとより国内外の一般消費者からも絶賛された。
今回のイベントでは、日本発のヌメ革や害獣被害対策の鹿革に葛飾北斎の作品をダイナミックにプリントした雑貨類を中心に展示。新しい柄が追加されたお馴染みのトートバッグやトントン相撲ができるTongTong Bagをはじめ、ちょうちん、下駄、日本酒を飲む枡(小物入れに使える)など“お洒落な日本の雑貨”として登場。また、期間中には絵馬に電熱ペンでイラストや文字を書くレザー絵馬クラフトや、レザーフライトタグ、レザーブレスレット制作のワークショップも初開催され、ものづくりファンには好評を博した。

今回はブースのひとつで初のワークショップが行われた

www.souetsu.com

皮革業界内でもっとも高性能なインクジェット機で北斎の名作を再現したスクエアトートシリーズ。植物タンニンなめしの牛革にプリントを施し、ロウを染み込ませて仕上げた。使うほどに革は色艶を増し、味わいが出る。

富嶽三十六景/神奈川沖浪裏、¥42,000、海外でももっとも知られる作品がモチーフ。底鋲のホックを留めるとマチが生まれる2 WAY仕様

北斎漫画/相撲、¥42,000、土俵と角マークがポイント。底鋲のホックを留めるとマチが生まれる2 WAY仕様

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