「第７回 鞄・ハンドバッグ・小物技術認定（皮革部門）試験」の受験申込みが10/23からスタート

　一般社団法人日本皮革産業連合会（岩﨑幸次郎会長）と日本鞄ハンドバッグ協会（石川 勲会長）では、日本の鞄・ハンドバッグ・小物業界の職人技術認定制度「鞄・ハンドバッグ・小物技術認定（皮革部門）試験」を行っており、第７回目となる試験が来年３月に実施することが決定した。受験申込みの受付期間は、10月23日(月)から11月６日(月)までとなっている。
　この技術認定試験は、「鞄部門」「ハンドバッグ部門（ハード・ソフト）」「小物部門（紳士・婦人）」の各部門において、それらの製作に従事する職人が持っている技術や知識を一定の基準によって検定し認定するもの。日本の伝統ある皮革技術に対する社会一般の評価を高め、当業界業種で働く職人の技能と社会的・経済的地位の向上を図り、併せて優れた技能を継承する後継者を育成することを目的に実施している。日本鞄ハンドバッグ協会が定めた技術基準に基づいて試験が行われ、合格者には協会から合格証書が交付され、「鞄・ハンドバッグ（ハード・ソフト）・小物（紳士・婦人）技術者」と称することができる。
【試験の種類】
　『鞄部門』『ハンドバッグ部門（ハード・ソフト）』『小物部門（紳士・婦人）』の３部門で、それぞれ１級（上級技術者が通常有すべき技能の程度）、２級（中級技術者が通常有すべき技能の程度）、３級（初級技術者が通常有すべき技能の程度）の等級がある。
【試験内容】
　各部門・各等級に沿った内容にて事前作品審査、学科試験、実技試験を行う。事前作品審査は１・２級のみ。学科試験については、１・２級は事前作品審査に合格した者だけが学科試験に進め、３級は全員学科試験が受験できる。実技試験では、当日に試験会場で提示された製作工程を行う（１・２・３級とも60分程度）。
【受験資格】
　１級＝日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が10年以上の者（但し、すでに２級試験合格者は製造実務経験年数10年以上にかかわらず、次年度１級試験を受験可能）。
　２級＝日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が５年以上の者（但し、すでに３級試験合格者は製造実務経験年数５年以上にかかわらず、次年度２級試験を受験可能）。
　３級＝日本国内での鞄・ハンドバッグ・小物の製造実務経験が１年以上の者、または専門学校卒業見込みの者。
【作品製作期間】（１級・２級）＝教材革が届く12月中～２０１８年２月８日㈭。
【作品提出】（１級・２級）＝2018年２月９日(金)。
【作品審査日】（１級・２級）＝2018年２月16日(金)。
【筆記・実技試験】（１級・２級／東京会場）＝2018年３月３日(土)。
【筆記・実技試験】（３級）＝〔東京会場〕2018年３月10日(土)、〔大阪会場〕2018年３月17日(土)、〔豊岡会場〕2018年３月18日(日)、〔名古屋会場〕2018年３月24日(土)。
【試験会場】
　東京会場は台東区立産業研修センター（台東区橋場１の36の２）、大阪・豊岡・名古屋会場は現在未定。
【受験申込み受付期間】10月23日(月)～11月６日(月)。
　なお、試験方法や試験会場など詳細に関しては、専用ホームページ（http://license.jlia.or.jp/examination/bag/）を参照のこと。
●受験申込受付先・問い合せ先
日本鞄ハンドバッグ協会
《鞄 事務局》
TEL:03-3862-3511
《ハンドバッグ・小物 事務局》
TEL:03-3851-5278