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ETiAM KURAMAE 東京のブルックリン「蔵前」にオープン/サックスバーホールディングス

time 2021/05/18

ETiAM KURAMAE 東京のブルックリン「蔵前」にオープン/サックスバーホールディングス

 ㈱サックスバーホールディングス(木山剛史社長)のリテイル部門、㈱東京デリカでは、予てより出店を進めてきた東京・蔵前の「ETiAM KURAMAE」(エティアム クラマエ)がこのほど完成し、去る4月16日のグランドオープンに併せオープニングレセプションを行った。
 「ETiAM」はトラディショナルでシンプルなスタイルを基軸に、上質な素材、職人の手仕事にこだわった同社のオリジナルバッグブランド。母と息子、父と娘、祖父母と孫といった、世代・性別を超えて共有したくなるバッグや小物を提案する。
 独自のゴム素材で織り込まれたシリーズや、牛革、ブライドルレザーのシリーズなど、すべての商品にはアイコン的に真鍮製オリジナルパーツがあしらわれ、トレンドに左右されず長く使える大人の上質感を追求している。

カフェとアンティーク家具のある洗練された環境からバッグ復調を図る

 このほどオープンした「ETiAM KURAMAE」は、ものづくりの街であり、人気カフェが集まる最新スポットとしても注目されている蔵前で、「ETiAM」の上質な魅力を発信していくための拠点になる。
 今回のために施工した4階建ての建物は、1階がカフェのある売り場と工房になっており、2階はテラス席のある売り場を、3階にはワークショップなどが行えるフリースペースを備え、4階は企画室・プレスルームのあるオフィスになっている。

本格的カフェと奥には工房が併設された1F。コーヒーはテイクアウトも可能


2Fにはテラスがあり、街の雰囲気を感じながらコーヒーを楽しむことができる




 カフェはバリスタが淹れるコーヒーを出し、オリジナルブレンドなど豆の販売もされる本格的なスタイル。バッグを買いに来てカフェを利用してもいいし、カフェに来たついでにバッグに興味を引かれるのもいい。
 上質なバッグとこだわりのカフェが違和感なく共存する中に、さらに上質感を演出するのは什器に使われるアンティーク家具。売り場の什器には海外から取り寄せたアンティーク家具が使われ、例えばイギリスの百貨店で実際に使われていた什器など、歴史を感じさせるアンティーク家具は、バッグの良さを引き立たせている。そして家具にはすべてに値札がついており、気に入れば購入することもできる。
 また1階奥には工房も併設されており、パーソナルオーダーや修理などにも対応していく予定だという。素材・パーツ・加工から製造まで、バッグ作りに関わるあらゆるものが集まる蔵前で、川上から川下まですべてを表現したこの「ETiAM KURAMAE」を、今後同社ではものづくりの象徴的な場所として展開し、バッグ全体の活性化につながることを期待している。

「ETiAM」のバッグは昨年プレデビューし、伊勢丹新宿でのポップアップでメンズコレクションが先行販売された。今後は「ETiAM KURAMAE」とECを中心にレディスコレクションも展開される。価格はゴム素材を使用した商品で2万円台、革もので3万円台~5万円台となっている


3Fのフリースペース。
ワークショップなど、ものづくりイベントも開催予定

ETiAM KURAMAE
東京都台東区蔵前2-3-5
☎︎03-3864-2655
営業時間/11:00-19:00(不定休)
アクセス/都営浅草線「蔵前駅」A1a・A1b出口から徒歩約1分

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