APLF2019 35回目を迎え、盛況裡に終了

APLF Leather & Materials+展
ファッション・アクセス展
Cashmere World展

　「アジア・パシフィック・レザー・フェア（APLF）2019」(主催：APLF Ltd／運営UBM Asia Ltd）が去る3月13～15日の3日間、香港コンベンション＆エキジビションセンターに於いて開催された。
　皮革素材をはじめ各種材料、原料、製造機器等による「APLF Leather & Materials+」と、鞄・バッグ・靴・アクセサリー等トータルファッションアイテムを集積した製品展「ファッション・アクセス」、「カシミヤワールド」の3展示会が同時開催され、それぞれのジャンルで多彩な最新コレクションが展示された。
　会期初日の記者会見では、主催者より次のようなコメントが発表された。
「今回、創立35周年を迎え、世界的に厳しい経済情勢ではあるが、今後も世界のファッション業界および皮革業界に貢献していきたい。昨年、ILM誌が行ったタンナーの信頼調査では世界でナンバー1のレザーフェアに選出され、グローバル市場において、世界の皮革産業の出会いの場として認められたプラットフォームを目指していきたい」
　なお、出展社の中から、デザイン性や品質の良さ、技術の革新性が評価された素材や製品に贈られる「APLFアワード」では、「ファッション・アクセス」のジャパンパビリオンに出展した徳永物産(株)の財布類が、“Best Small Leathergoods”に選出された。

アワードの“Best Small Leathergoods”で表彰を受けた徳永物産(株)の徳永尚三社長

【Best Small Leathergoods】徳永物産(株)
オリジナルブランド「comodoz」の財布小物アイテムは、ミニマルデザインながらエレガントで機能性にも優れている。古くから伝統産業として皮革生産を行ってきた兵庫県たつの市で作られた革素材を用い、加工から製造まで一貫して同じくたつの市で作られている。(http://comodoz.com)