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創悦 第14回Creative Expo Taiwan に参加 日本を感じられる商品が大人気 台湾市場へ着々と地固め

time 2024/09/30

創悦 第14回Creative Expo Taiwan に参加 日本を感じられる商品が大人気 台湾市場へ着々と地固め

ICC TAIWAN
総工費20億台湾元を投じて2022年4月に完成した複合型コンベンションセンター。約10,000㎡の無柱の展示会場や、様々なサイズの会議室を擁する。台湾高速鉄道の台南駅から徒歩3~5分のアクセスの良さ

 日本皮革デザイン促進委員会(主幹事:(株)クイーポ)では、去る8月26日~9月1日、台湾・台南市の複合型コンベンションセンター ICC TAINAN (2022年4月21日オープン)に於いて開催された「第14回Creative Expo Taiwan(台灣文化創意產業博覽會 2024)」にオリジナルブランド「創悦」を出展した。
 同展は、単なる展示会ではなく、B to B、B to Cへのアプローチはもちろん、文化創造と交流の場として国際的な注目を集めている。今回は14回目を迎え、出展社数570社、計700ブース、来場者数62万人という規模になった。
 ファッションと環境の共生を目指す「創悦」は、環境負荷の少ない植物性タンニン鞣しのナチュラルレザーを使用し、バッグ、財布小物を中心にライフスタイル全般に亘る幅広いアイテムを展開している。今回は、日本企業の台湾進出を支援するクラフト東京(現地法人)が主催するブース内での展示となり、日本皮革デザイン促進委員会をはじめ、ものづくりをアピールする日本企業8社が同ブースに出展した。
 「創悦」の台湾展示イベントは、今年1月に次いで3回目となる。B to Bにウエイトを置き、ブランドの認知度アップと台湾での販路開拓に注力。百貨店、専門店、セレクトショップなど各種バイヤー、販売代理店などと積極的に営業活動を行った。 今回出品された「創悦」は、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした定番商品をはじめ、熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のレザーバッグなどジャパンアートのエッセンスを詰め込んだアイテムが中心。この他、新製品としてスマホケースやスマホまわりの小物各アイテムなど幅広い提案となった。
 今回の手応えに関して岡田育美広報部長は、「来場者のうち、年配の方々には浮世絵デザインが、若年層には動物柄が好評。台湾では、普段目にしないようなデザインやクオリティが高く評価されています。革素材使用のポップで可愛いキャラクターグッズへの需要が期待されます」と語る。展示会期間中、約30社のバイヤーと商談。販売(委託)とOEMの受注など、具体的な進展が見込まれるとのこと。

「創悦」ブース



第14回Creative Expo Taiwan
来場者は台湾内はもちろん、日本、韓国、東南アジアなど近隣諸国から多数集まった

<日本皮革デザイン促進委員会メンバー>
(株)敬真、(株)片柳賢二商店、(株)石橋、(有)MKC、(株)ゲンテン

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