2024/08/20
JAPAN LEATHERが創り出す「魔除けの世界」
魔除けをモチーフとした本革グッズ&アートピース
(株)クイーポ(本社東京、岡田 敏社長)・日本皮革デザイン促進委員会では、日本のレザー製品の魅力を伝えるオリジナルブランド「創悦」の魔除けをモチーフにしたレザーグッズポップアップイベント「創悦・# MAYOKE~JAPAN LEATHER×魔除け~」を、去る1月11日~19日、阪急うめだ本店1階コトコトステージ11にて開催した。
「創悦」はクイーポが「genten」に続く、ファッションと環境の共生を目指すブランドで、環境負荷の少ない植物性タンニンで鞣された牛革をメインに商品を開発。環境、文化、レザーのコラボレーションをテーマに、浮世絵師「葛飾北斎」を取り上げたナチュラルレザーのバッグや帽子、小物類を中心に展開。これまでにパリ、フィレンツェ、上海、バンコクなど海外でも個展を行い、日本の伝統技術と美的感覚をアピールしてきた。
今回のイベントに発表されたアイテムは、「魔除け」をテーマに製作。ここ数年、歴史的なパンデミックを経験し、疫病や天災が起こらなければ自然の驚異を忘れがちな我々に、その自戒の意味を込めての発表となった。モチーフとなったのは、疫病を祈願した平安時代の僧「角大師」をはじめ、災厄から住む者を守る「鬼瓦」、魔除けの力があるといわれる「コーヌコピア」(魔法の角)など、古来より伝わる魔除け、厄除け、招福の伝承をレザーアイテムで表現。経年変化によるナチュラルレザーの美しい色合いが作り出すメイド・イン・ジャパンにこだわったバッグ、小物、御朱印帳やお守り入れ、インテリアなどを展示販売した。
関西初の大規模イベントとなった「創悦」は、今後も関西商圏に於ける認知度アップに注力。また、既存販路以外の新規販路(レジャー施設、美術館、豪華客船、空港、ECなど)の開拓にも注力していく。