2024/08/20
世界最高峰ブライドルレザーの国内販売権とTWS商標使用権を引き続き管理運営
各種皮革卸の(株)章利(本社東京・阪本 章社長)では、このほど、以前より提携している英国老舗タンナー「THOMAS WARE & SONS(トーマスウェア&サンズ/以下略称:TWS)」との日本販売総代理店契約を更新した。
創業180年以上の歴史を誇るTWS社は、広大な工場内に400以上ものピット槽を有する大規模タンナー。このピット槽を使った伝統的製法で鞣した革に長期間にわたり蝋分を染み込ませたブライドルレザーは、使い込むほどに艶が増し、深みのある色味へと変化していくのが特徴。海外有名ブランド製品の素材としても使われ、世界中から高い評価を受けている。2018年には、短期間で輸出による大幅な増収を達成した英国企業に贈られる英国女王賞「Queen’s Award for Export Achievement」を受賞。章利は、TWS社の革を扱う海外エージェントの中でも突出した販売実績をあげており、クイーンズアワード受賞への多大な貢献を果たしてきた。
現在でも売上を着実に伸ばしており、両社パートナーシップの強固さは変わることなく、今回改めて日本正規総販売代理店としての長期契約を更新締結。引き続き、章利が“世界最高峰”と称されるブライドルレザーとTWS社製の革の国内販売窓口を務め、TWSの商標使用権も保持してロゴマークや権利関連についても管理運営していく。
また、TWS社以外にも、ソフトレザー・裏材を得意とする英国の有力老舗タンナーとの提携も予定しており、イギリス製レザーの展開に注力していく構えだ。「今後、“章利と言えばイギリスの革”と認識してもらえるよう、英国タンナーとの関係を更に強化し、多種多様なイギリス製レザーをご提供していきます」(阪本社長)とのこと。
6月8日から開催の個展では、TWSブライドルレザーの定番色に加え、新しくナチュラルカラーも発表予定。また、国内最高品質の牛ヌメ革をはじめ、ホースレザー、ピッグスキン、防水革など、国内各種皮革素材も多数取り揃え、各国内タンナーと共にオリジナルレザーの製作にも対応している。
「国内革・インポート革ともに、顧客とタンナーの間を取り持つレザーコーディネーターという立場で、互いに納得できる素材の提案に力を入れていきたい。是非、お気軽にご相談ください」と、阪本社長は述べている。
●問い合わせ先/(株)章利
TEL:03-3876-2924
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