2024/08/20
日本の皮革製品の魅力を発信している日本皮革デザイン促進委員会(主幹事(株)クイーポ)が展開するレザー製品ブランド「創悦」では、この度、北斎、広重、国芳などの浮世絵師が江戸の食文化を描いた作品展「おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」(7月15日~9月13日)に参加。同展覧会とのコラボによるレザーグッズを展示・販売した。
コロナウイルスによる延期を乗り越え開催の運びとなった同展は、鰻に天ぷら、そば、寿司、日本酒など今に続く江戸の食文化を、当時の暮らしとともに描いた浮世絵を紹介している。初公開となる作品も多く、当時の再現レシピや蕎麦屋の屋台なども飾られ、浮世絵ファンのみならず幅広く楽しめる展覧会だ。
今回のコラボ企画による「創悦」注目アイテムは、歌川国芳「春の虹蜺」をモチーフとした商品や、お手元(割箸)をイメージしたペンフォルダー。コロナウイルス撃退を祈念した*「アマビエ」のレザーバッジやカードケース。浮世絵を高精細なインクジェットでプリントしたレザーバッグなどで、いずれも会場併設のミュージアムショップにて販売している。
日本皮革デザイン促進委員会では、今後も様々な分野とのコラボレーションを通じて、皮革産業の発展に努めていく。
*アマビエ
アマビエとは、江戸時代後期に描かれた肥後の海に現れた海中に住む妖怪。豊作と疫病を予言し、「疫病流行の時には、私の姿を描き、広く人々に見せよ」とのお告げをしたと言われている。今回、「創悦」では、疫病退散のご利益を願い、お守り代わりに身に着けられるレザーバッチや、日々手にする名刺入れなどを製作した。
●「おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」
会期:2020年7月15日(水)~9月13日(日)
会場:森アーツセンターギャラリー六本木ヒルズ森タワー52階