2024/08/20
企業紹介
竹の新しい可能性を探る
明治四十年創業の「暮らしの竹かご屋」・市川商店
オフィス街などでのランチタイム。財布や携帯電話、ハンカチをそのまま手に、食事や買い物に出かけるOLの姿をよく目にする。そんなOLやサラリーマンを主なターゲットに、毎日使える小ぶりでカジュアル、そしてちょっぴり贅沢な竹ランチバッグ「hirupura」を発表したのは、明治四十年創業の「暮らしの竹かご屋」市川商店(東京都荒川区・五代目店主市川伴武)。同店は「もうひとつ、竹のものを暮らしに」をビジョンに、日本を代表する自然素材の竹を使い、かご、ざる、かごバッグなど日用品から業務用に至るまで、国内の職人によって製造されたものを販売する。
「hirupura」〝leather handle〟シリーズは、「竹のミニバッグでお昼にぷらっと」がコンセプト。素材の竹は、青竹を煮沸などして油を抜き、天日に干した高級素材「晒し竹(さらしだけ)」を使用。丁寧に材料を作り、きっちりと編み上げた頑丈な仕上がり。縁は竹で巻かれた上に、細い籐で繊細、かつ力強く縛られ、底にはコルクを敷いている。ベルトには本革を使い、カラーバリエーションで男女問わないデザイン。ここまで小さく、シティー使いの竹の手提げは、他に類を見ない新鮮な商品だ。
竹ランチバッグ「hirupura」“leather handle”
竹は経年変化により味が出るので、無機質なデスク周りなどに置いていても、和ませてくれるような優しい風合い。かごの形状は上から見て、楕円型(Oval)と長方形(Square)の2種類。本革のベルトは7色(茶・黒・ベージュ・赤・緑・青・白)から選択可能。
●連絡先
市川商店
電話:03(3801)5898