2024/08/20
「カバンは道具入れ」という考え方から、年齢や性別に左右されない味のあるバッグを販売する㈱バギーポート(池上勝久社長)。その中心的な存在が、今年25周年を迎えたメンズブランド「バギーポート」。職人気質の作りなのに男性だけでなく女性ファンも多いため、女性版の「バギーズ・アネックス」で新境地を開拓してからは、老若男女に売り上げを拡大している。
好調の要因はそれぞれのブランドの中味もさることながら、同じテイストのメンズとレディスを一緒に展開できるメリットが大きい。専門店やセレクトショップなどの売り場では今、男性と女性が一緒に買い物に来られるミックスカジュアルスタイルが増えているが、同じブランドのメンズとレディスならより統一感を出せるし、カップルのニーズにも応えやすい。
特に「バギーポート」と「バギーズ・アネックス」の男女一対の提案は絶妙。好調な“グローブレザー”シリーズや“ダブルオイル”シリーズのように、メンズ・レディスで共通の素材を使うことも多く、それぞれのデザイナーの個性で、微妙な男っぽさと女っぽさを表現する。
メンズのグローブレザーシリーズは、野球グローブに使用される丈夫でしなやかなレザーを使ったシリーズ。第1弾のブリーフでは革らしさを出しながらナイロンをコンビにし、20代後半から40代が持てる重くないビジネスを提案。写真の第2弾はリュックやトートのようなカジュアル通勤スタイルからボストンまでラインアップ。二層リュック/¥22,800、三層ボストン/¥38,500。
メンズのダブルオイルシリーズは、牛革の吟面と床面の両サイドからオイルを染み込ませ、より深い経年変化が楽しめるシリーズ。抜き手ハンドルのブリーフはスタイリッシュなビジネスクラッチにもなる。写真のサイズ(¥24,800)の他、小ぶりなサイズ(¥19,300)もある。
http://www.baggyport.com/
●(株)バギーポート
TEL:078-857-5262