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第54回 モーダ・イタリア/第64回 シューズ・フロム・イタリー 2019秋冬コレクションを発表

time 2019/03/18

第54回 モーダ・イタリア/第64回 シューズ・フロム・イタリー 2019秋冬コレクションを発表

イタリア大使館貿易促進部が主催するイタリアン・トータル・ファッションの展示商談会「第54回モーダ・イタリア」展と「第64回シューズ・フロム・イタリー」展が、去る2月5~7日の3日間、ベルサール渋谷ガーデンに於いて開催された。
今回のモーダ・イタリアには、イタリア全土より140社(アパレル関連72社/皮革製品関連39社)、シューズ・フロム・イタリーには36社が参加出展し、イタリア本国で行われる主要国際見本市のミペル展やミカム展に先駆け、最新のイタリアンファッションをいち早く紹介した。
モーダ・イタリアでの出展アイテム別内訳は、レディスウエア41社、メンズウエア7社、ニットウエア25社、レザーウエア17社、ファー17社、バッグ&レザーグッズ42社、ファッション小物22社、アクセサリー2社、レッグウエア1社で、シューズ・フロム・イタリーでは婦人靴23社、紳士靴11社、子供靴1社。(両展とも重複あり)
他にも、昨年の2月展から実施し好評を博したイベントを今回も開催。日本のトップスタイリストが出展社のアイテムをセレクトし、日本のマーケットに向けたコーディネイトを提案する「フォトシューティング」は、会場内の撮影エリアで、モデルが靴・バッグ・洋服・アクセサリーなどを実際に着用し、カメラマンが撮影。その写真は会場内の一角に飾られ、イタリアファッションの最新トレンドとコーディネイトを来場バイヤーやプレスに発信し、展示会の魅力をアピールした。
また、海外からのバイヤー招聘に加え、日本国内の地方拠点としているバイヤーも招待するなど、新たな来場者層拡大を目指した。
なお、次回開催は7月2日㈫~4日㈭の3日間、同会場にて予定している。
●問い合わせ先
イタリア大使館貿易促進部
TEL:03-3475-1401
http://www.ice-tokyo.or.jp

モーダ・イタリア出展ブランドから

ANDREA GRECO(アンドレア グレコ)


典型的なイタリアのファミリーカンパニーSANTA TRINITA社がフィレンツェ郊外の自社工房で製造するバッグ・革小物・ベルトのブランド。メンズ・レディスの両ラインで、素材は生地ものからレザーまで幅広い。特にベルトではクロコダイルまで扱っている。輸出実績は10年以上で欧米がメイン。デザイナーのManuela Cucumazzo さんは「今回初参加で、日本人向きのアイテムを展示した。これまでイタリアのピッティウオモ等の展示会で実績を積んできたが、これを機会に日本市場にも進出したい」と抱負を語った。
commerciale.santatrinita@gmail.com

ATELIER LAVA(アトリエ ラヴァ)


1968年にボローニアで設立した皮革製造会社GIUSEPPE LAVA BOLOGNA社が展開するブランド。日本には1980年より輸出実績を持つが、インポーター経由のため自社商品がどこで販売されているか確認できず、一流デパートとの取引希望を実現するため今回参加した。本社兼工場で15人の職人がイタリアンレザーを使い、メンズ&レディス用のバッグ・旅行用品・革小物等を生産している。特に革小物では、職人技術が光るコバ漉き・ヘリ返しなど日本でも職人の最高技術と言われる方法で制作した商品を展示。また、OEMで日本の業者と提携し、より良い商品作りにも取り組みたいと話している。
http://www.atelierlava.com

DE’.CO.CA(デーコカ)


約1年半前に設立した新会社DECA社のブランド。オーナーのMax De Lonti氏はバッグ製造経験20年以上のベテラン職人で、過去色々なブランドの生産に携わり、その技術は高く評価されている。東京・表参道のショールームに自社商品を展示する機会に合わせ初参加した。同社が最も得意とするのは編み込みのバッグで、特に軽量の編み込みバッグは使いやすくイタリアでも評判が良い。「直接日本のバッグの一流専門店やセレクトショップに編み込みのバッグを売り込みたく参加した。必ず我々の商品は日本の皆様に受け入れられると思うので、努力したい」と抱負を語った。
deca.srls@yahoo.com

AUTORE(アウトーレ)


元々俳優業を営んでいたマリオ・アウトーレ氏が、1902年にイタリア・ナポリでハンドメイドの革バッグファクトリーを創業。ナポリの歴史地区サ二タにて四代に渡り、革バッグ・手袋・革小物を生産する老舗ファクトリーで、大手メゾンのOEMを手掛け多くの顧客に支持されている。これまでは手袋メーカーで参加していたが、今回はバッグとして初出展。常に最高の素材とテクニックを追求し、洗練されたデザインを提案する。日本向け商品は、販売代理店から日本人に向くデザインの提供を受けOEM生産しており、今後も日本からデザイン・素材等の提供を受け生産していく。
●日本販売代理店:(株)レガン東京店 TEL:03-5824-0315
http://www.autorefactory.com

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