2024/08/20
“カバンは道具入れ”をコンセプトに、丈夫でシンプル、間口は広くを念頭に置いたモノ作りをしている「バギーポート」。そのユニセックスブランドとして、営業企画・五島亜子さんならではの女性目線で、使い勝手の良さと独特なラインを表現。2022年春夏はUSダック生地「ALBERTON(アルバートン)」を使用した2シリーズがリリースされた。
バギーポートといえば帆布、とイメージできるくらい数々の定番シリーズを生んできた素材である。帆布製バッグが競合する中でここまで長く帆布の魅力を追求できるのは、素材の開発から関わり、ブランド毎に二次加工等でオリジナリティを出すという、独自のものづくりを追求しているからだ。
アルバートンも生地メーカーが独自に開発した帆布で、アメリカのヴィンテージ生地を復刻させた素材。細い糸を使用し、織物の組織密度を上げたダックと呼ばれる平組織で、厚みは薄いが高密度なので軽くて丈夫という特徴を持つ。アネックスでは18オンスと15オンスを使用し、男女問わず持てる雰囲気にブラッシュアップされている。
18oz ARMY DUCK BIO
ベルト幅を広くし肩への負担を軽減したショルダー(大小)と、バッグの中身を細かく収納できるハンドル付きバッグ・イン・バッグ兼サブバッグ(大小)の4アイテム。カラーはグレー、アイボリー、オレンジ、カーキ、マスタード、ネイビー。
Blue Line
USアーミーの軍用カバンに使用されていた帆布を再現し、当時の縫製のガイドラインとして入れられたブルーラインを生かした、15オンス+バイオ加工のシリーズ。巾着ボディーバッグとトートの2アイテムで、トートは内側にパラフィン加工し張りがあるので自立する。カラーはアイボリー、ベージュ、カーキ、マスタード、ネイビー。